2023.06
2023年6月19日
台北ライオンズクラブは，1953年６月24日に結成された台湾（中華民国）で一番古いライオンズクラブ。今年（2023年）で70周年を迎えています。
その台北ライオンズクラブと，我が東京ライオンズクラブは1968年10月１日に姉妹クラブ提携を結び，以後55年，1972年に政治的には日台の国交が断たれようとも，姉妹関係に基づく盛んな交流は途切れることなく，現在に至っています。
前年の2022年3月19日に開催された東京ライオンズクラブの70周年記念式典には，残念ながらコロナ禍の影響で映像での参加にとどまりましたが，2017年３月９日に開催された65周年記念式典には，台北ライオンズクラブから多くのメンバーが参加していただきました。
その親交厚い“妹クラブ”である台北ライオンズクラブの70周年記念式典が2023年6月19日に開催され，東京ライオンズクラブのメンバー約10名が台北市に駆けつけました。
まず，前日の６月18日，台湾の松山空港に降り立った我々を，台北ライオンズクラブの旧知のメンバーが温かく迎えてくれました。
その日の晩に開催されたレセプションパーティーでは，東京ライオンズクラブから記念の漆塗りの屏風を贈呈するとともに，揃いの半被で練習を重ねた「東京音頭」を披露し，パーティーの盛り上げに一役買うことが出来ました。
そして，いよいよ19日の夜に台北ライオンズクラブ70周年記念式典がリージェントホテルで開催されました。
まず，会場入口に，東京ライオンズクラブと台北ライオンズクラブが姉妹クラブ提携を締結した際のフラッグが掲げられており，歴史の深さとともに友好関係の厚さをあらためて実感しつつ会場入りすることになりました。
また，台湾（中華民国）総統の蔡英文氏や，蒋介石の曾孫で台北市長の蒋萬安氏など錚々たる面々から賀詞が届けられていました。
台北ライオンズクラブの70周年記念式典は，海外を含む数百名の出席者のもと，獅子舞の乱舞や，東京ライオンズクラブの佐伯会長も参加しての「70周年バースデーケーキ」への入刀が行われるなど，厳かさのなかにも，華やかさと賑やかさとを忘れない，実に台湾らしいセレモニーでした。
