活動実績

2021.09

東京2020オリンピック・ パラリンピック事業報告

2021年9月18日
2020~2022年
330-A 地区オリンピック・パラリンピック支援委員長
L 追原 篤男
2021年の 7~9 月コロナ禍の中、無観客ではありましたが、日本で2回目のオリンピック・パラリンピックが開催され、野球を始め柔道、ラグビーなどアスリート達の素晴らしい活躍に心躍りました。
そしてパラリンピックでは、車椅子ラグビ―、バスケット、ボッチャ、陸上、水泳、バトミントンなどの選手から、涙が止まらない程の感動と勇気をもらいました。
1964 年、LCは東京オリンピックに各国の国旗を掲載する金属製ポール100 本と移動式トイレットカー2 台を寄付。まだ認知不足のパラリンピックに870 万円の協賛金を贈呈した事を知り先輩 L の奉仕活動に強い感銘を受けました。
また、東京 LC クラブでは喫煙マナー改善の為、五輪マーク入りの携帯用アルミ製吸い殻入れを 2 万個製作し、ボーイスカウトの協力を得て選手や観戦者に配布し、五輪土産として大好評だったそうです。
64 年、私は大学生で大会資材運送のアルバイトをしていました。
大会最終日マラソンがスタートするのに、調布に設置するはずの「折り返し標識」が手配されておらず、標識を私のトラックに乗せパトカ―先導の信号無視で調布に運び、設置を間に合わせました。
私がいなければ、はだしのアベベ達が折り返せず、東京大会がまだ終了していなかったかもしれない?自慢話があります(笑)

3年前に戸部 L の後任として330-A地区7代目・最後のオリパラ支援委員長に就任致しました。
10年前に330-A 地区阿久津ガバナー期のオリパラ招致署名運動から始まり、山浦PIDや鈴木複合地区委員長を中心とした役員が、強い情熱と実行力で、全国のLCメンバー10万人から5年間で約5億円の支援金を募りました。歴代のオリパラ担当大臣や小池東京都知事の支援を得て、「We Serve」をモットーに、素晴らしい仲間と共に下記5件の支援事業を行いました。
ご寄付ご支援賜った皆様に心から感謝申し上げます。

1、パラリンピック出場を目指している次世代選手への支援事業
国内競技連盟日本代表選手以外の、その一歩手前で一定の条件を満たした選手や、各地の LC から推薦を受けた選手の応募を受け、2年間で延べ334人に約2億円の活動資金支援を行いました。その内 60 名が日本代表入りが出来、9名の選手が10 個のメダルを獲得、素晴らしい成果が上がり、選手の皆様や関係団体から大きな感謝を頂きました。

2、新国立競技場付近にライオンズモニュメント設置
東京2020のエンプレムデザインをされた野老朝雄氏の設計によるモニュメント(直径 1,2m 高さ約 8m)を千駄ヶ谷駅前、東京体育館敷地内に設置いたしました。永久保存です(2020.1.31)

3、樹齢1000 年のオリーブの樹(スペイン産)を植樹 2020.3.24
古代オリンピアでは勝者に「平和」「知恵」「勝利」の象徴としてオリーブの樹で作られた冠が授けられました。
その故事に因み樹齢1000年のスペイン産オリーブの樹を国立競技場内に植樹しました。
丸川前オリパラ担当大臣に「五輪の平和の象徴」としてのオリーブの樹の植樹意義を説明致しました。
(2022.2.9)

4、パラリンピックメダリストへの報奨金の贈呈 2022.1.20
330-A 地区では当初から歴代大臣に約束していたパラリンピック競技大会でメダリストを輩出した14の障がい者スポーツ団体に対し、報奨金を贈呈しました。
アスリートたちに引き続きパリ大会を目指し、障がい者スポーツ全体の発展に寄与する事を目的とする活動助成金で、各障がい者スポーツ協会から感謝頂きました。
(橋本聖子組織委員長・元オリパラ大臣ご臨席の贈呈式)

5、障がいを持った子供達1500名をパラリンピック競技会場へ招待
コロナ禍のため無観客開催となりましたので、子供達の健康を鑑み招待事業は残念ながら中止致しました。
しかし子供達に選手の勇気と感動を共有してもらう為、観戦招待決定だった子供達や保護者へ、特別報道写真集と招待事業に協力頂いた近畿日本ツーリスト様提供のトートバックを贈呈致しまた。

1993年湾岸戦争の後、オリンピックの理念を世界中の人々に伝えたクベルタン男爵の意志を受け継いで、(IOC)の本部があるスイス、ローザンヌにオリンピックミージアムを建設する計画が立ち上がりました。
弊社はこの企画に賛同し、ミュージアム建設に100万$の寄付をしました。
ミュージアムには約3000年前の古代オリンピックの様子を物語るギリシア時代の貴重な品々や、1896年のアテネ大会からはじまる夏・冬の近代オピックの歴史を網羅する膨大なコレクションが展示保管されています。

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