活動実績

2011.04

2011年4月 第一例会

2011年4月14日

【会長挨拶 追原篤男L】
東日本大震災から1カ月が経過致しましたが、行方不明の方や避難所生活を強いられている方々が多く、その上に原発問題が解決していません、一日も早い安定した生活と復興をお祈り致します。
こんな時こそ世界中のLCの力を結集して、今後とも支援をしていきたい思っています。さて本日は2名の新入会員をお迎えし、入会式を行う大変うれしい日です。 又、ゲストにキャビネットの片岡女性参画推進委員長をお迎えした日に、女性の新入会員と入会候補の女性経営者の皆様に来会頂き、大変タイムリーで華やかな例会となりました。

・溝口文穂L
正会員 リスク・マネージマント・コンサルタント業 スポンサー追原L
勤務先(株)みぞぐち商会
代表取締役 社長(お父上は市川LC現会長)

・山口誠L
賛助会員 建築デザイン業
1972年生 スポンサー追原L(山根L)  
勤務先 株式会社山口誠デザイン
代表取締役(パリの山根Lから推薦の熱いメッセージ)

【ゲストスピーチ 柏木隆雄氏】
伊能忠敬研究会理事(税理士)
紹介者 坂下L


伊能忠敬記念館(香取市)の忠敬関係資料(地図・文書・測量器具等2345点)は、平成22年国宝に指定されました。(柏木氏は忠敬の二番目の妻の家系)
忠敬は50歳で江戸へ出るまで佐原の名主・村方後見を務め、家業では醸造業等を営んでいました。 48歳の時伊勢神宮への旅の途中に、緯度・方位観測を行っており、この頃から天文や暦学への興味を持っていたようです。
その後、家督を譲り隠居となり、江戸で天文方高橋至時に師事、測量・天文観測などを修め、1800年56歳の時に第1次測量を開始致しました。これは、
測量家しての腕を幕府に見込まれた事と、忠敬が私財を投じて測量事業を行おうとした事が、幕府にとっても有益だと判断され、幕府は伊能忠敬に全国の測量をさせました。以後71歳まで計10回に及ぶ日本全国の測量を行いました。
最初の測量は蝦夷地、及びその往復の北関東で、忠敬の測量が極めて高度なものであったことから、その後徐々に幕府からの支援が増強され国家的事業に育っていきました。その結果完成した地図は大日本沿海輿地全図であり、大変精度の高い日本地図として、ヨーロッパにおいても高く評価され、明治以降国内の基本図の一翼を担いました。死後の文政11年(1828年)、シーボルトがこの日本地図を国外に持ち出そうとした事件が有名です(シーボルト事件)。

【ピアノ演奏 相川陽子さん】  
≪シューマン≫トロイメライ:間奏曲≪平井康三郎≫さくらさくら

【幹事報告 加藤光晴L】   
東京LC・個人・韓国の合計義捐金60万円を仙台LCに、東京LCからキャビネットに10万円、山根LからLCIFに$1000を贈呈致します。
皆様のご支援、誠に有難うございました。

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